生育中継

モニター・アンケート
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よくあるご質問


■ 日本における試験 ■
Q1
水稲の場合、いつ、ニュートリスマートを施用すれば良いでしょうか?
A1
代掻き前が一番効果的と考えておりますが、従来の肥料の施用のタイミングと同じ時期でも施用できます。昨年は、ニュートリスマートの微生物活性のため、水のある時期(代掻き前)をおすすめしましたが、昨年のモニター試験の結果、どの時期でも収量、効果に対する回答はほぼ同じでした。
 
NS= ニュートリスマート
 
Q2
箱処理剤の使用は可能でしょうか?
A2

基本的には問題ないと考えております。その理由は──
(1) 薬剤を苗が吸収する可能性が高いこと。
(2) 箱処理剤の溶解が非常にゆっくり進む為、土壌へ浸透する可能性が低いこと。
(3) 処理剤を施した苗を田植えしても、ニュートリスマートが鋤きこまれた層
(3) との差が10-15cmもある為、薬剤の浸透性が低いこと。
以上ですが、お使い頂く箱処理剤については、緑化期頃に使う箱処理剤を
お勧めします。

※側条施肥における影響の有無については、今後、確認していきたいと考えております。
Q3
田植え後の除草剤の使用は可能でしょうか?
A3
問題ないと考えております。
薬剤処理層は、表層1cm程度で、箱処理剤と同様の考え方で影響を受ける可能性は低いと思われます。
※海外では、ニュートリスマートを施用し、5〜7日後に殺菌剤を使用していますが問題はありません。
※代掻同時の除草剤のご使用は、ニュートリスマートと薬剤が接触する可能性が高い為、避けてください。
Q4
コシヒカリは徒長防止の為、窒素を切り穂肥を行いますが、ニュートリスマートによって窒素が供給され徒長する事はありませんか?
A4
水稲の場合、原則としてニュートリスマートの施用量は20kg/10aを守ってください。コシヒカリの徒長が心配な方は、従来の肥料の減肥率を高め、ニュートリスマートを20kg/10a施用頂く事をご検討ください。
Q5
ニュートリスマートを早期栽培米に施用していますが、葉色が薄く感じられた場合、穂肥を施用したいのですが、問題ありませんか?
A5
稲の生育具合に合わせ、施用してください。
葉色が薄い要因としては、田植え後の低温による影響と考えております。 ニュートリスマートの酵母が活発に活動する温度領域は、15〜30℃で、15℃以下だと活動が若干落ちます。 田植えから初期生育の期間中、低温となる地域では、初期生育を確保できる肥料分とニュートリスマートの併用が必要と考えております。


■ 製品とその仕組み ■
Q1
ニュートリスマートの適応温度は?
A1
ニュートリスマートが機能できる温度範囲は4〜60℃ですが、15〜30℃が最も活発に機能する温度です。
ニュートリスマートと温度の関係は以下のグラフを参照ください。
 
NS= ニュートリスマート
 
 

ニュートリスマートは4〜60℃の間で活動できますが、最適な温度は15〜30℃です。

 
 

ニュートリスマートの窒素固定は15〜30℃で安定的に行われます。

 
 
ニュートリスマートの窒素固定と日数の関係は、温度の影響を受け、適正温度内で温度が高い程、窒素固定能力は高まります。
 
 

温度が適正で高い程、ニュートリスマートの活動速度は上がります。

   
Q2
水稲にニュートリスマートを使用した場合、水中の窒素固定は行われますか?
A2
嫌気状態でも問題なく、水に溶けた窒素を固定します。   
Q3
発根が促進されるという機能は、ニュートリスマートの原料である風化木炭の効果ですか?
A3

ニュートリスマートの総合的な働きによると考えております。
風化木炭は、土壌を肥沃にし、生物の活性化を促すフミン酸で構成されており、根茎の改善につながります。また、その構成要素は、有効微生物の為の好環境を作りだします。

Q4
ニュートリスマートがエコ肥料といわれる所以は?
A4

ニュートリスマートはすべて自然界に存在する成分で構成されており、若干の可溶性の三要素が含まれます(無視できる程度です)が、作物の成長を促す養分を生成するという特長があります。結果として、作物の生育過程において化学物質の施用量を減らしながら養分の供給を行うとともに、土壌・水質などの環境保全を図ることができます。これらがエコ肥料といわれる所以です。
天然物で構成されているニュートリスマートは、それ自身環境にやさしく、有機農法にも適しています。ニュートリスマートは保水性や有機物保持など、土壌条件を改善するとともに、他の有効土壌微生物環境も改善します。

Q5
作物の生育において、ニュートリスマートはどのようにバランスを取るのでしょうか?
A5

窒素固定・りん酸並びに、加里の可給化といったニュートリスマートの機能は、バランスの取れた養分の供給を維持します。また、ニュートリスマートに含まれる有機物は、窒素、りん酸、加里の効果を高め、生育に必要な炭酸ガス供給源を増やします。
窒素を固定する機能は、もともと土壌中に存在する窒素によって制御され、余分な窒素は作物に供給されません。結果として、窒素の溶脱する危険性も減少させることができます。

Q6
ニュートリスマートの保管期間は?
A6
袋の封を切らない状態で、3年間有効です。また、残った在庫は、倉庫の冷暗所に保管してください。
Q7
ニュートリスマートが輸送中に破袋した場合でも使用可能ですか?
A7
問題ありません。ただ破袋していないニュートリスマートと混ぜて使う事をお勧めします。もし全てが破袋している場合は、ニュートリスマートの有効期間が短くなる可能性があります。
Q8
ニュートリスマートには水分が欠かせないという事ですが、栽培期間中も充分な水分が必要ですか?
A8
施用後の一度、充分な灌水により、ニュートリスマートの微生物は活性化し、活動をします。この灌水が無い場合、ニュートリスマートの微生物は、休眠状態から打破される事が無く、効果を発揮する事ができません。
Q9
温度が4度以下の場合、ニュートリスマートは効果を発揮しませんか?
A9
温度が4度以下の場合、ニュートリスマートの酵母は、一度、休眠状態へ戻ります。その後、温度が4度以上になれば、再活性しますが、4度はニュートリスマートとって十分な温度では無く(最適温度は15℃〜30℃)低温時の効果は非常に鈍いと考えております。
Q10
りん酸吸収係数が高い土壌でニュートリスマートを施用した場合、効率よく可給態りん酸は供給されるのでしょうか?
A10
はい、可能性は十分にあり、これもニュートリスマートの機能の一つと考えております。


■ 有効性 ■
Q1
短期間で収穫される野菜に使用する場合、ニュートリスマートの長期有効性の利点がないのでは?そのような作物での使い方に特別な注意点はありますか?
A1
ニュートリスマートと同時に、従来ご使用の肥料の併用をお勧めします。また長期生育作物については、堆肥や厩肥などの有機肥料を補完材として使うと最も良い効果を生み出します。
Q2
ニュートリスマートは、土壌養分を枯渇させませんか?
A2

稲株等の鋤き込みによる有機物の補給が行われる為、地力が落ちる可能性は低いと考えています。
ニュートリスマートは空中窒素を固定し、土壌中の不可給態のりん酸を可給化する為、ガイドラインに沿って正しく施用すれば、土壌中の窒素・りん酸を枯渇させる可能性は低いといえます。
また、加里は大量に土壌中に存在しており、ニュートリスマートはそれを植物が可給できるように変えます。この為、加里についても枯渇させる可能性は少なく、CEC(塩基置換容量)を改善するとともに、加里の溶脱を減らすことができます。
適切な土壌分析の結果に基づき、適量の加里・微量要素を投入することをお勧めします。



■ ニュートリスマートと土壌の関係 ■
Q1
土壌の違いで、ニュートリスマートの窒素固定及び、りん酸・加里を可給態へと変化させる能力に、差はでるのでしょうか?
A1

差はでます。
砂状土では、堆肥とニュートリスマートを併用し、状況によっては減肥の割合を抑える事をお勧めしています。
逆に肥沃な土壌では、減肥率を上げたうえで、ニュートリスマートを施用する事をお勧めしています。



■ 元肥としての施用方法 ■
Q1
肥料を一切使わずニュートリスマートを元肥として使用できますか?
A1
ニュートリスマートのパフォーマンスを最適条件で発揮させるには、通常の場合、化学肥料ないし有機肥料を一緒に使用することをお勧めします。また、土質・地力・作物の種類などに応じて、追肥もお勧めします。
Q2
ニュートリスマートの施用は、播種ないし移植前5〜7日とする必要があるのですか?
A2

ニュートリスマートを元肥として使用する場合はこれで十分です。ただ殆どの作物の初期成育時は、根の機能が未発達のため、必要な養分を種子や球根から得ていますし、ニュートリスマート施用後の移植作業は土壌条件を乱すこともありますので、施用と移植を同じ日に行うことをお勧めします。

Q3
施用が過剰な場合、植物に悪影響を与えますか?
A3
過剰施用は悪影響を与えるかもしれませんので、施用量の範囲での使用をお願いします。
Q4
ニュートリスマートだけ施用した場合、作物の生育期間を通して十分な養分の供給が可能ですか?
A4

これは土質や地力によります。施用方法が適切且つ土壌の化学性がニュートリスマートにとって最適な状態にあれば、効果は120〜150日間持続します。
収穫までの生育期間が5ヶ月以内の作物であれば、1回の施用で十分ですが、それ以上の場合は果樹などを含めニュートリスマートの追肥が必要かもしれません。

Q5
有機肥料や堆肥・厩肥を通常使用していない農家は、化学肥料をニュートリスマートと併用しても構いませんか?
A5
勿論結構です。化成肥料を使用することができます。
Q6
ニュートリスマートと併用する有機肥料として、どのような肥料が使用できますか?
A6
基本的にはどのタイプでも大丈夫ですが、腐熟していない厩肥は避けてください。


■ 追肥方法 ■
Q1
化学肥料の追肥が、ニュートリスマートの機能に与える影響はありますか?
A1
低レベルの窒素系の化学肥料の追肥は、ニュートリスマートの効果に悪影響を与えません。
Q2
微量要素が必要な場合、施用しても構いませんか?
A2
問題ありません。必要なときに微量要素を投入することは適切な処置です。


■ その他の質問 ■
Q1
ニュートリスマートにとっての最適土壌pHは?
A1
施用可能な土壌pHは4.0〜10.0の間です。ただし、最適なpHは6.0〜8.5です。
pHが4.0以下の場合、研究室での研究では、確かに、効果は鈍りますが、インドネシアのサトウキビ栽培において、土壌がpH4.0で減肥率25%の条件でニュートリスマートを試験したところ、十分な生育を得ることができました。
故に、pHが著しく低い土壌では、減肥率を下げ(例えば、25%、20%等)、ニュートリスマートを60〜90kg/10a施用するようお勧めいたします。
Q2
石灰窒素と同時施用は可能でしょうか?
A2
同時施用は避けてください。石灰窒素の散布後、ガス抜き期間7〜10日間を経てニュートリスマートを施用頂く事をお勧めします。
Q3
農薬は使用できますか?農薬の使用がニュートリスマートの機能に悪影響を与えませんか?
A3

ニュートリスマートの施用前後、10日間は、農薬の施用を避けてください。また、農薬と混合又は、直接接触は避けてください。ニュートリスマート散布後、その上に農薬散布しなければ良いと考えます。

Q4
ニュートリスマートを強い磁気、電気、音波による振動や衝撃がある場所には貯蔵できないのでしょうか?
A4
これらの刺激は、ニュートリスマートに含まれる酵母の通常の代謝を阻害し、その機能に悪影響を与えますので避けてください。
Q5
農家によっては特定の作物に潅水しない場合がありますが、ニュートリスマートへの影響は?
A5
ニュートリスマート施用後の潅水は必須です。潅水が無い場合、ニュートリスマートは十分機能を発揮しません。
Q6
石灰はニュートリスマートの酵母を殺菌しませんか?
A6
実際土壌PHがかなり低い場合、石灰はその改善を行い酵母菌の増殖に好環境を作りだします。
Q7
ニュートリスマートは微量要素も供給するのですか?
A7

従来通りの微量要素肥料を施用してください。分析上、微量要素も含まれておりますが、微量ですので、従来ご使用の微量要素をご使用ください。

Q8
ニュートリスマートの酵母やその他の原料は遺伝子操作されていませんか?
A8

遺伝子操作された原料を一切使用しておりません。そのような原料を使用した場合、諸外国の有機認証団体では認められなくなります。

Q9
中耕は何故いけないのですか?
A9

微生物の菌層を崩す可能性があるからです。しかしながら、ネギの土寄せ等、根圏の微生物層を崩さない作業は問題ないと考えております。

Q10
原料のデンプンは微生物の餌になるのでしょうか?
A10

土壌微生物がデンプンを分解し、多糖類に変換。この多糖類をニュートリスマートの酵母は餌とします。